写真と天気の関係
まずは作例をご覧ください
※解説は写真の後に記載しています
【晴れ】
春(晴+薄日)14時、日向、逆光
春(晴+薄日)15時、日向、逆光
初夏、薄日、9時、日向、順光
初夏、薄日、10時、日向、順光
夏、晴、13時、日向、斜光
夏、晴、13時、日向、逆光
夏、晴れ、13時、日陰
夏(晴+薄日)15時、日向、逆光
夏(晴+薄日)15時、日向(斜光)
夏、晴、17時、日向(斜光)
9月、晴、14時、日向(斜光)
秋、晴、13時、日向、逆光
秋、薄日、14時、日向、逆光
冬、晴、9時、日陰(背景逆光)
冬、晴、9時、日陰
冬、薄日、10時、日向、逆光
冬、晴、14時、日向、逆光
冬、晴、16時、日向(斜光)
【曇り】
春、曇り、10時、日向、やや逆光
春、曇り、10時、日向、順光
初夏、曇り(薄日)13時、日向、逆光
夏、曇り、13時、日向、逆光
夏、曇り、14時、日向、順光
春、曇り、15時、日向、順光
【雨】
秋、雨、15時、順光
秋、雨、15時、順光
冬、雨、11時、順光
冬、雨、11時、順光
写真は天気が良いほど綺麗な写真が撮れる。そんなイメージがあると思いますが実際はそうではありません。シーンによって映える天候は異なりますが記念写真や家族写真では快晴より薄日が差してるくらいの天候がベターと言えます。快晴時は明るい写真が撮れますが光と影のコントラストが強い上に肌が黄色に写る事が多く、またお宮参り、七五三など神社の撮影では多くの神社が拝殿に朝日が当たる設計の為、午前中の撮影では神社を背景にすると直射日光になり眩しく、目を開けるのも大変です(お宮参り時の赤ちゃんはまだ目が弱い為、太陽光の下では直射日光で無くても、その明るさで起きていても目を開ける事が出来ません)。逆光時はゴーストやフレアが写真に入りやすくなります。私自身の対応として太陽光が直接目に入らない角度を選んだり、あえて日陰などで撮影し、ナチュラルな肌色が出るようにしたり、赤ちゃんが目を開けやすい状況を作るようにしています。逆光時のフレア等もシチュエーションによっては良い効果を生むので場面に合せ活用します。曇天は空気感が出しやすい反面、特に引きの写真では眠い印象の写真になります。全体として曇天時は写真的には癖の少ない天候なので撮りやすいですが、写真が眠くならない様に背景や人物の角度、構図などに気を遣いながら撮影しています。雨天はエモーショナルな雰囲気で写真が撮れますが、足元が悪く屋根の下や傘をささないと濡れてしまうのがデメリットです。結果的にどの天候や時間帯でもメリットデメリットがありますが可能な限りメリットを生かしデメリットを消す方向で撮影する事を心掛けています。またどんな天候であっても最終的には写真編集によってプロクオリティの写真を納品しております
更新日 2024年9月11日