ポートレートの構図は背景で決まる|人物写真が劇的に変わる撮り方のコツ
背景に人物をはめ込む
背景や表情はいいのに、肩に掛けたバックが邪魔(余計な物)です
柱が隠れる構図にする事により異物が消え、先ほどより良い(綺麗な)ポートレートになったと思います
人物写真に限らず写真は何を魅せたいのか。魅せたい物を際立たせてるのは、どうしたらよいか。これは表現世界に共通してる事ですが「引き算の美学」、写真で言えば余計な物は写さない事が重要だと思います
動き回る人や動物の対処
桜の木を背景に写真を撮る場合
子供でも大人でも動物でも動く被写体を撮る際、大抵のカメラマンは被写体を追いかけながら撮影します。こんな場合は
常に被写体の背景に桜の木が写る構図になるようカメラマンが動く事で被写体が主題、背景に桜という写真が撮れます。この時に電信柱など入り込まない構図を意識します
ここで問題です
上記の写真は決して良いポートレートでもスナップ写真でもありません。では何処が駄目で、何処を直せばよいでしょうか
人物写真(ポートレート)テクニック記事
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「人物を主役にする」のはもちろんですが、実際に写真の印象を大きく決めるのは背景・光・整理された画面です。なので、ファインダーをのぞいてから構図を探す
特に人物写真では、こんな流れが強いです
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背景を先に選ぶ
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光を確認する
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そこに人物を配置する
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最後にファインダーで微調整する
このやり方のメリットは、偶然の構図ではなく、背景と人物の関係を意図して作れることです
たとえば、
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壁を背景にして人物を少し端に置く
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奥行きのある道に人物を入れる
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木漏れ日の入る日陰に人物を立たせる
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窓辺の柔らかい光に顔を持ってくる
こういう写真は、先に「場所」を決めたほうが圧倒的に作りやすいです
ただし注意点もあります。人物が背景の添え物になることがあります
なので最終的には、
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表情は生きているか
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ポーズが不自然ではないか
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背景が強すぎて人物が埋もれていないか
を必ず見る必要があります
要するに、人物写真の構図はファインダー内で偶然探すものというより、と考えると上達しやすいです
特に初心者ほど「人を撮る」のではなく「背景を選んで、そこに人を置く」を意識すると一気に良くなります