写真の撮り方
スマホ・カメラで
上達する撮影テクニック
 

ポートレートの撮り方|構図・角度・焦点距離で写真が変わる3つのコツ

 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
写真を本格的にやってる人。もしくは写真が趣味の人はポートレート撮影に対し苦手意識がある人が一定数いて、また上手になりたいと思う人も多数います
 
確かに風景写真や静物撮影などに比べるとポートレートはアプローチの仕方が違うので気持ちはよく分かります
 
このページでは私がポートレート撮影で意識してる3つの事柄をサンプル写真を使いながら解説していきます
 

被写体を向けるカメラの角度

 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
図解で説明すると、上から撮る&水平に撮る&下から撮るになります。まずは3枚のサンプル写真を貼ります
 
上から撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
水平に撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
下から撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
もう少し引きの写真でも3枚貼ります
 
上から撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
水平に撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
下から撮った写真
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
どういった印象を持ちましたか?一般的には水平に撮るが支持されがちですが割と平凡なイメージに見えます(主観です)。個人的には上から撮るが、その人の魅力が出やすいかなと感じています。下から撮る写真は体形が出るというか、ぽっちゃりした印象かと思います
 
補足情報として全身を写す立ち姿勢は上から撮った場合、頭でっかちで足が短く見えるデメリットがあります。反対に下から撮った場合は足が長く見え、顔は小さく見えます

レンズの焦点距離

次にレンズの焦点距離による見え方の違いについてです
 
一般的にポートレートはフルサイズカメラ換算で焦点距離50mm以上のレンズで撮影する事が基本とされてます。私は個人的に広角側の24mmのレンズで撮影したポートレートが独特の遠近感が出て好きです
 
昔、お世話になった写真家の常盤響さんも同様の事を仰ってました
 
ここで2枚のサンプル写真を貼ります。焦点距離70mmのレンズ24mmのレンズ。構図や被写体に向けるカメラの角度は可能な限り同じようにしています
 
焦点距離70mmのレンズ
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
焦点距離24mmのレンズ
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
同じような構図でも24mmのレンズの方がモデルの魅力が出てる気がします
 
状況にもよりますがポートレートの基本であるモデルに対し水平に撮る焦点距離50~75mmのレンズで撮影した写真よりも、上から撮る焦点距離24mmのレンズで撮影した写真が最もモデルの魅力を引き出してる気がします

縦構図&横構図のイメージの違い

最後は縦構図or横構図についてです。サンプル写真を3枚貼ります
 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
縦構図はワードで表すと、インパクトダイナミック動的なイメージの対し、横構図は安心安定静的というイメージを持っています
 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 
静物写真(物撮り)に横構図が多いのは静的なイメージがあるからかも知れません
 
縦or横については、状況やアイデア、表現したい事に合わせ、使い分けていけばよいと思います
 

人物写真(ポートレート)テクニック記事

 
 
 

フィルムライクな編集

今回のテーマと外れますがデジタルでフィルムのような写真に仕上げるという記事を、ほぼ同時に作成したので、ここでも1枚やってみます
 
オリジナル
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
フィルムライクに補正
ポートレート撮影は3つの事を意識して表現を増やす
 

おすすめ記事

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ここからは今回お伝えした3つのこと以外に大切な事を書いていきます

ポートレート写真の魅力とは

ポートレート写真の魅力は、単に「人物を写すこと」ではありません。風景写真が「場所」を主役にする写真だとすれば、ポートレートは「人」を主役にする写真です。良いポートレートは、被写体の個性や魅力を自然に引き出します

 
ポートレート写真の魅力とは
 
ポートレート写真の魅力とは
 
ポートレート写真の魅力とは
 

ポートレートは「光」で決まる

ポートレート撮影で最も重要な要素のひとつが光です。例えば、次のような光の使い方があります
 

逆光(バックライト)
ポートレートは「光」で決まる|逆光
 
斜光(サイドライト)
ポートレートは「光」で決まる|斜光

 

柔らかい自然光
ポートレートは「光」で決まる|斜光

 
特に屋外ポートレートでは、直射日光の下で正面から撮るよりも、半逆光の位置で撮影すると柔らかく魅力的な写真になりやすいと言われています。 ポートレート撮影では、まずカメラ設定よりも「良い光を探す」ことが大切です
 

背景選びが写真の完成度を左右する

ポートレートで意外と重要なのが背景です。背景選びの基本はシンプルです
 

背景選びが写真の完成度を左右する
 

ごちゃごちゃした背景は避ける

例えば、壁や自然の緑、シンプルな建物などはポートレートに向いています。また、背景を意識することで写真の世界観を作ることもできます
 

構図を少し工夫する

ポートレートでは、構図も写真の印象を大きく左右します。画面を縦横3分割し、その線や交点に人物を配置することで、バランスの良い写真になります
 
例えば
人物を画面の中央から少しずらす
 

ポートレートは「光」で決まる|斜光
 

こうした小さな工夫だけで、写真は一気に印象的になります。ただし、構図は必ずしもルール通りである必要はありません
 

ポートレートはコミュニケーション

ポートレート撮影では、カメラ技術以上に大切なものがあります。被写体とのコミュニケーションです。どんなに高価なカメラを使っても、被写体が緊張していれば自然な表情は生まれません。撮影中に
会話をする

ポートレートはコミュニケーション
 
ポートレートはコミュニケーション
 
ポートレートはコミュニケーション
 

こうした小さなやり取りが、自然な表情を引き出します。ポートレートは「撮る」写真というより、一緒に作る写真とも言えるでしょう
 

ポートレートは観察力

最後に大切なのが、観察力です。光の向き
 
こうしたものを丁寧に観察することで、写真は大きく変わります。写真はフィルターや機材ではなく、どう世界を見るかによって決まるとも言われています。 ポートレート撮影では、カメラを構える前に少し立ち止まり、「この人の魅力はどこだろう?」と考えてみてください。その観察こそが、印象に残るポートレートを生み出す第一歩なのです